スーパーウォール壁パネル
SW工法住宅は、壁面にSWパネル、床に28mm合板などを使用して強固な箱型を構成する高耐震のモノコック構造。台風や地震などの外力が接合部などに集中しにくく建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。
・耐震等級(構造躯体の倒壊防止)
地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさを評価。
等級3:等級1の1.5倍の地震力に対して倒壊しない程度。
・耐震等級(構造躯体の損傷防止)
地震に対する構造躯体の損傷(大規模な修復工事を有
する程度の著しい損傷)の生じにくさを評価。
等級3:等級1の1.5倍の地震力に対して損傷しない程度。
SWパネルは「防火構造」と「準防火構造」の大臣認定を取得。その優れた安全性から、防火制限地域においても必要に応じて建築規制に対応できます。
(写真)防災試験風景
夏、冷房してもなかなか部屋が涼しくならない。冬は、暖房すると顔だけほてり足元は冷たい。暖房している部屋を出ると寒くてたまらない。こんな経験、誰もがあるはずです。スーパーウォールなら夏は熱気を冬には寒気を大幅にシャットアウトし、家中すみずみまで快適温度にできます。もう、真夏の夜の寝苦しさや冬場のトイレの寒さから開放され、一年中どこにいても快適に過ごせます。
SW工法住宅の優れた保温性は、下の比較画像からも明らか。高気密・高断熱で外気に影響されにくく、頭から足元まで均一な温度の快適空間を保てます。
冬期暖房時・・・天井から床までほぼ均一な温度を保つため、足元まで快適。
冬期暖房時・・・天井と床部分の温度差が大きく、隙間風の為、足元に冷気。
スーパーウォールなら、常に家中のすみずみまで換気する計画換気システムの働きで、室内はいつもきれいな空気で満たされます。常に良好な湿度に保ちやすく、カビやダニの発生を抑えることができるので、アレルギーなどの症状を和らげます。
結露対策は、目視できる窓まわりだけではダメ。普段見れない壁の中にも結露が生じ、建物の躯体を傷める原因になることもあります。
結露を放置しておくと、カビやダニの繁殖を促しアレルギーの原因に。
カビとダニの発生は、室内の湿度環境と密接に関係しています。人間にとって最も過ごしやすい湿度環境40%~60%は、カビ・ダニの発生・繁殖を抑えるのに効果的な状態でもあります。
(写真)一般住宅 壁内部の損傷
SW工法なら、室内外から侵入してくる湿気に対してダブルの防湿対策。
水分を通しにくい発泡ポリウレタン断熱材が室内側からの水蒸気をガード。
さらに室外からの湿気も通気層から掃き出し、躯体の乾燥状態を保って耐久性を高めます。
4時間後、グラスウールは水が染み込み約3分の2沈んでしまいました。
その結果、SW工法住宅に使用している発泡ポリウレタンは水を通しにくく、断熱性が低下しにくい素材であることが確認できます。
※間取りプランの場合によりトリプルガラスを使用する場合があります
冬場のトイレや浴室、脱衣所などで感じる不快感。その急激な温度変化は、体に大きなストレスとなり体調不良の原因になります。とくに高齢者には血圧上昇によって心臓に大きな負担がかかり、生命の危険を伴う重大問題となります。
どこの部屋もほとんど同じ温度で、ヒートショックの心配もなくお年寄りにも過ごしやすい環境です。
居室と変わらないトイレ
この急激な温度差によるヒートショックが一時的に血圧の急上昇を引きおこし、脳溢血などの健康をおびやかす原因にもなります。
冷気に満ちたトイレ
高気密・高断熱構造で家全体をすっぽりと包み込むスーパーウォール工法。少ないエネルギーと1日平均300円以下のコストで全室冷暖房ができます。
*間取りや冷暖房の設備などにより違いがでます。*
外の騒音をおよそ1/8に大幅カット。驚くほど静かな室内空間です。
外を走る車やオートバイの音がうるさくて、毎日イライラ。交通量の多い道路にお住まいの場合、深刻な問題です。騒音は、主に建物の隙間などを出入りしています。
SW工法住宅は、気密・断熱パッキンによるSWパネルの高気密施工で、優れた遮音性能を発揮。さらには、SW工法で採用する断熱サッシが、高気密性かつ複層ガラス仕様によって遮音性能を一層高めます。