



和の趣を感じさせるアプローチ。 夕暮れ時がとてもステキ。

アプローチ正面に、蔵に眠っていたそば粉挽き歯車をリメイクし、照明を仕込んだ。この家の歴史が感じられる一品。

ブラックとベンガラ色の箱型の外観。

タイルとモルタルで市松模様に。土間の感覚を組み込んだ。

玄関から大きな格子引戸を開けると和室につながる。

全体をダークに配色し、個性と落ち付きある空間に仕上げた。障子戸の格子にも一工夫した。

キッチン・ダイニング・リビングをL型につなぐ。 広々とした生活スペースを実現した。

仏間からリビングを見る。 スリット窓が空間の透明感を出し、さらに広がりを助ける。

仏間からリビングを見る。 スリット窓が空間の透明感を出し、さらに広がりを助ける。

システムキッチンの背面には食品庫と食器棚を造り付けた。

ダークな建具にナチュラルな無垢の杉板を床材に選んだ。優しい肌触りが喜ばれた。

落ち着いたダークな仏間から明るいリビングを見る。

トイレは、スリット窓に障子、杉板の表面を焼き、自然な表情を浮かばせた手洗いカウンター。 ‘ゆとりのある空間’

ドレッサーを兼ねたオリジナルの洗面台。

玄関脇のクローク。 沢山の靴を収納し、コートなどもハンギングできる。これで玄関もすっきりとお客様を迎えられる。

南に面したバルコニー。
ちょっとした憩いと癒しの場。

お店のシャッター。
そば粉挽き歯車がシンボルとなる。

外観。
格子状の囲いで、さらに新和景のスタイルを強調する。
代々受け継いできたM家。
今回のお施主様は、なんと同級生。お話を頂いた時はとても嬉しかったです。
何代も続いてきた歴史の一コマを私に託してくれた事に深々感謝です。
新しい形の和風住宅。お客様も多数来られるので、「ワッ!」と驚くお出迎えが出来る様、アプローチから玄関ホールの土間まで、落ち着いた中にも新しい空間構成を考えた。更に、ホールから仏間、リビングとのつながりを、どういった位置づけにして接続させるか等、お施主様と何度も打合せを行い、今回この様な形で完成する事が出来た。
蔵の奥から、ススだらけの粉打ちの歯車を持ってきてキレイに再作成させ、ポーチ正面に照明を仕込んで設置。
これからもずっと、この家を見つづけてくれる事でしょう。